ATLAS 実験グループ ~ テラスケールの地平を切り拓く ~
マイクロピクセルチェンバー (μ-PIC) は、高位置分解能 (~100μm) 高時間分解能 (<100nsec) 高粒子入射許容量 (>10^7 c/mm2/sec) を 持った、粒子線のリアルタイムイメージング検出器です。
この検出器は 高エネルギー物理分野だけでなく、物質構造解析、医療診断、宇宙物理、 非破壊検査など様々な方面における応用が期待されており、本研究グループ では、μ-PICの安定動作を主眼に置いた研究を行っています。
主な研究項目
- マイクロメッシュを使った三次元電場構造型μ-PICの開発
- μ-PIC構成素材、特に高抵抗性物質を用いた研究
- 検出部へのイオンフィードバック低減の研究
- SLHC に向けた ATLAS muon upgrade 検出器としてのμ-PICの開発
メンバー
論文
2023年
2022年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
投稿論文
- "Study of deposit associated with discharge in micro-pixel gas chamber"
Y. Homma, A. Ochi, K. Moriya, S. Matsuda, K. Yoshida, S. Kobayashi
Nucl. Inst. Meth. A599 (2009) 47 - 52
- "A new MPGD design: Micro-mesh micro-pixel chamber"
Atsuhiko Ochi, Yasuhiro Homma, Takeshi Dohmae, Hideaki Kanoh, Tomohiro Keika, Seiji Kobayashi, Yohta Kojima, Shinji Matsuda, Kenji Moriya, Akira Tanabe, Keiichi Yoshida Nucl. Inst. Meth. A604 (2009) 11 - 14
- "Development of Micro-Mesh Micro-Pixel Chamber"
Atsuhiko Ochi, Yasuhiro Homma, Masahiro Inoue, Seiji Kobayashi, Kazuki Miyazaki, Akira Tanabe, Yoshiyuki Takayama JINST 4 P12014 (2009)
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